十倉好紀(読み)とくら よしのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「十倉好紀」の解説

十倉好紀 とくら-よしのり

1954- 昭和後期-平成時代の物理学者
昭和29年3月1日生まれ。平成6年東大教授。13年産業技術総合研究所強相関電子技術研究センター長を併任。光物性研究では光誘起相転移現象の発見,強相関電子系関連では電子型高温超伝導体の発見など,物質科学に物理学,化学,材料学,テクノロジーなどをもちいて新しい研究を切りひらいてきた。平成14年朝日賞。25年「強相関電子材料の物性研究」で学士院恩賜賞。兵庫県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android