ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十寸見河東(1世)」の意味・わかりやすい解説
十寸見河東(1世)
ますみかとう[いっせい]
[没]享保10(1725).7.10. 江戸
河東節の家元。江戸太夫河東ともいう。1世江戸半太夫の門弟。本名伊藤藤十郎。手欄干 (しゅらんかん) と号す。半太夫節に式部節,手品節などを加えた河東節を享保2 (1717) 年に語りだした。作曲に『松の内』『神楽獅子』などがある。
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