千慮の一得(読み)せんりょのいっとく

精選版 日本国語大辞典 「千慮の一得」の意味・読み・例文・類語

せんりょ【千慮】 の 一得(いっとく)

愚者でも、多くの考えの中には、一度ぐらいはよい考えもあるということ。愚者にも一得。
源平盛衰記(14C前)一一「愚者千慮一徳(トク)有りと申事も侍ば」

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デジタル大辞泉 「千慮の一得」の意味・読み・例文・類語

千慮せんりょ一得いっとく

愚かな者でも、多くの考えの中には一つぐらいよい考えがあるということ。愚者も千慮に一得あり。

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ことわざを知る辞典 「千慮の一得」の解説

千慮の一得

愚者でも、多くの考えの中には、一つぐらいはよい考えもある。

[解説] 「千慮の一失」に対していうことば

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