千曲[市](読み)ちくま

百科事典マイペディア 「千曲[市]」の意味・わかりやすい解説

千曲[市]【ちくま】

長野県北部,長野盆地南部千曲川流域の市。2003年9月更埴市,埴科郡戸倉町,更級郡上山田町と合併市制低地ではリンゴ,花卉(かき)栽培が盛ん。森はアンズの里として知られる。東南部に戸倉温泉上山田温泉があり,南部には姨捨(おばすて)山で知られる冠着(かむりき)山がある。北部にある屋代(やしろ)は北国街道の旧宿場町で,第三セクターしなの鉄道が通じ,上信越自動車道と長野自動車道の分岐点でもある。国道18号線,403号線,北陸新幹線が通じる。119.79km2。6万2068人(2010)。
→関連項目姨捨[駅]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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