デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「半七(2)」の解説 半七(2) はんしち 岡本綺堂(きどう)の「半七捕物帳」の主人公。幕末の岡っ引き。江戸神田の岡っ引き吉五郎の子分で,天保(てんぽう)12年(1841)初手柄をたて,吉五郎の娘お仙と結婚。三河町の半七とよばれる捕物名人となった。慶応3年隠居。小説は新聞記者(私)が半七老人から昔の捕物話をきくという形をとっている。大正6年から昭和12年にわたって執筆された。全68話。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例