卑俗・鄙俗(読み)ひぞく

精選版 日本国語大辞典 「卑俗・鄙俗」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぞく【卑俗・鄙俗】

〘名〙 (形動) いやしく俗っぽいこと。低俗であること。下品であること。また、いなかくさいこと。また、そのさまや、その人。
聖徳太子伝暦(917頃か)推古天皇二二年「託辞夢見、令鄙俗
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「節会の時ならでは、常の卑俗は、一人も門にいれられず」 〔後漢書‐班彪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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