南京国子監(読み)なんきんこくしかん

世界大百科事典(旧版)内の南京国子監の言及

【南京】より

…このように官府の需要や官設施設を背景に,南京は江南屈指の産業都市となっていった。 文化の面でも歴史の浅い北京に比べて,江南の伝統を基盤にした南京は独立した地位を有し,南京国子監は第一の学校として,全国から,また外国からも学生を集め,官学の中心となった。さらにマテオ・リッチをはじめとする宣教師の受入れも,北京を離れた南京が行い,西洋科学との接触はこの地を舞台にした。…

※「南京国子監」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android