南京虫(読み)ナンキンムシ

デジタル大辞泉 「南京虫」の意味・読み・例文・類語

ナンキン‐むし【南京虫】

トコジラミ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「南京虫」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐むし【南京虫】

〘名〙
昆虫とこじらみ(床虱)」の異名。《季・夏》
朝野新聞‐明治一八年(1885)一一月六日「毎歳各営所の寝台に南京虫と云へるを生じ」
金側の女性用小型腕時計をさしていう俗称。
※南京虫殺人事件(1953)〈坂口安吾〉消えた男「金の腕時計だわ。婦人用の南京虫(ナンキンムシ)。男が南京虫を腕にまくかしら」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「南京虫」の解説

南京虫 (ナンキンムシ)

動物トコジラミ科の昆虫。トコジラミの別称

南京虫 (ナンキンムシ)

動物。トコジラミ科の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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