デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南渓(1)」の解説 南渓(1) なんけい 1790-1868 江戸時代後期の僧。寛政2年生まれ。文政2年豊後(ぶんご)(大分県)の浄土真宗本願寺派満福寺の住職となる。神道(しんとう)家や儒者の排仏論に反論し,中井積善の「草茅(そうぼう)危言」に対しては「角毛偶語」をあらわした。嘉永(かえい)4年司教,安政3年勧学。慶応4年8月18日死去。79歳。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身。法名は別に詢道。字(あざな)は伝灯。号は淮水,覚音坊,円成院。著作はほかに「杞憂小言」「邪正対論」など。【格言など】破邪顕正(信念) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例