南高北低型(読み)ナンコウホクテイガタ

デジタル大辞泉 「南高北低型」の意味・読み・例文・類語

なんこうほくてい‐がた〔ナンカウホクテイ‐〕【南高北低型】

日本付近の夏に多い気圧配置北太平洋高気圧が日本および南方海上を覆い、低気圧北方にある。高温晴天が続く。
[類語]気圧高気圧低気圧熱帯低気圧温帯低気圧移動性高気圧気圧配置気圧の尾根気圧の谷西高東低圧力

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百科事典マイペディア 「南高北低型」の意味・わかりやすい解説

南高北低型【なんこうほくていがた】

夏型とも。日本を中心として見た場合,南の方に高気圧があり,北の方に低気圧や前線のある天気図型。夏,次いで春に多い。気温の上がる型だが,北方の前線付近では天気が悪く気温も低くなりやすい。
→関連項目天気図型

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世界大百科事典(旧版)内の南高北低型の言及

【日本列島】より

…このようになれば,日本付近は安定した小笠原高気圧に覆われて梅雨明けとなる。(7)南高北低型(夏型) 小笠原高気圧(太平洋高気圧)が広く日本付近を覆い,大陸が低圧部となる気圧配置を南高北低型または夏型と呼ぶ。本州東方海上の高気圧が西に張り出して日本付近を覆うときは東高西低型ということもある。…

※「南高北低型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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