卯月の紅葉(読み)ウヅキノモミジ

デジタル大辞泉 「卯月の紅葉」の意味・読み・例文・類語

うづきのもみじ〔うづきのもみぢ〕【卯月の紅葉】

浄瑠璃世話物三段近松門左衛門作。宝永3年(1706)大坂竹本座初演。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と養子婿との心中事件を脚色したもの。続編に「卯月潤色いろあげ」がある。

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精選版 日本国語大辞典 「卯月の紅葉」の意味・読み・例文・類語

うづきのもみじ うづきのもみぢ【卯月の紅葉】

浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。「与兵衛おかめ」の角書と「ひぢりめん」という肩書きがある。宝永三年(一七〇六)頃大坂竹本座初演。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と、養子婿(むこ)与兵衛との夫婦心中を脚色したもの。後編に「卯月の潤色(いろあげ)」がある。

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