卵を渡る(読み)タマゴヲワタル

デジタル大辞泉 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまごわた・る

きわめて危険なことのたとえ。
「乱れて歌ふ鶏の、―・るあやうさの」〈浄・歌念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵を渡る」の意味・読み・例文・類語

たまご【卵】 を 渡(わた)

(割れやすい卵の上を歩くところから) きわめて危険なことをたとえていう。
浄瑠璃・五十年忌歌念仏(1707)中「鶏のたまごをわたるあやうさの、狂女となるこそあはれなれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android