卵を見て時夜を求む(読み)タマゴヲミテジヤヲモトム

デジタル大辞泉 「卵を見て時夜を求む」の意味・読み・例文・類語

たまご時夜じやもと

《「荘子斉物論から》卵のうちから、鶏となって時を告げることを待ち望む。順序を考えず、せっかちに結果を求めるたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵を見て時夜を求む」の意味・読み・例文・類語

たまご【卵】 を 見(み)て時夜(じや)を求(もと)

鶏が卵の中にあるうちから時を告げることを期待する。転じて、あまりにも早計なこと、結果をいそぎ期待しすぎることをたとえていう。〔荘子‐斉物論〕

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