卵肉兼用種(読み)らんにくけんようしゅ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「卵肉兼用種」の意味・わかりやすい解説

卵肉兼用種
らんにくけんようしゅ

産卵性と産肉性の両者育種,改良した鶏の品種で,卵用種,肉用種に劣らない能力をもつもの。横斑プリマスロック白色ロックニューハンプシャーロードアイランドレッドなどの品種があるが,肉用種に比べて産卵数が多いことから,最近では若鶏ブロイラー生産のための一代雑種作成の雌系統に利用されることが多くなり,兼用種として卵や肉生産の目的で飼育されることは少くなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android