原[村](読み)はら

百科事典マイペディア 「原[村]」の意味・わかりやすい解説

原[村]【はら】

長野県中東部,諏訪郡の村。八ヶ岳の西麓に広がる俎原(まないたはら)とよばれる高原地帯を占め,東端の茅野市境には八ヶ岳の一角をなす阿弥陀岳(2805m)があり,一帯八ヶ岳中信高原国定公園に属する。ペンションや別荘地が集中することで知られ,特に夏場避暑地としてにぎわう。高原野菜や花卉栽培なども行われる。中央自動車道の諏訪南ICに近い南西部は交通が至便で,工業団地が立地。西部には縄文時代の集落遺跡である阿久遺跡がある。43.26km2。7573人(2010)。

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