百科事典マイペディア 「原弘」の意味・わかりやすい解説
原弘【はらひろむ】
→関連項目勝井三雄|亀倉雄策|田中一光|東方社|名取洋之助|日本工房
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グラフィック・デザイナー。長野県生まれ。東京府立工芸学校卒業。同校講師としてデザイン教育に携わる一方、1932年(昭和7)に写真家名取(なとり)洋之助が創立した日本工房に参加、のちに木村伊兵衛らと中央工房を設立した。40年より東方社美術部長に就任。早くよりモホリ・ナギやチヒョルトらの新しい視覚的表現に注目して、その理論を紹介し、また実践した。日本における本格的なグラフィック・デザインの開拓者の1人で、とりわけポスターや装丁などでのタイポグラフィックな仕事が特筆される。印刷というメディアへの深い関心が貫かれていた意義はきわめて大きい。61年、毎日産業デザイン賞受賞など、多くの受賞歴がある。
[高見堅志郎]
『『原弘 グラフィック・デザインの源流』(1985・平凡社)』
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
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