原真一(読み)はら しんいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原真一」の解説

原真一 はら-しんいち

1866-1926 明治-大正時代実業家
慶応2年8月生まれ。長崎県有川村の人。明治38年長崎に富田屋をひらき中国に海産物輸出以後,鯨油製造業,沿岸漁業,遠洋漁業に進出。やがて事業を拡大して捕鯨業にも着手し,42年大阪に東洋捕鯨(日本水産前身)を設立した。大正15年12月1日死去。61歳。旧姓は宗。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android