世界大百科事典(旧版)内の反対物の一致の言及
【ウロボロス】より
…世界創造が全にして一であることを示す象徴図として,天地創成神話やグノーシス派で用いられた。終末が発端に帰る円運動,たとえば永劫回帰や,陰と陽のような反対物の一致など,意味する範囲は広い。錬金術では,宇宙の万物が不純な全一(原物質)から出て変容を重ねた後,純粋な全一(賢者の石)に回帰する,創造・展開・完成と救済の輪を示すのに使用された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」