反渡殿(読み)そりわたどの

精選版 日本国語大辞典 「反渡殿」の意味・読み・例文・類語

そり‐わたどの【反渡殿】

〘名〙 そり橋のように中央を高くそらした渡り廊下渡殿の中央の部分が弓なりにそっているもの。
※二十五絃(1905)〈薄田泣菫雷神の歌「真夏の女神筒姫の 時盛りなる出ましや、反(ソリ)わた殿(ドノ)の行ずりに、散華路にひるがへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「反渡殿」の意味・読み・例文・類語

そり‐わたどの【反(り)渡殿】

反り橋のように中央が高く反り上がっている渡り廊下。主に寝殿造りにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android