取掛る(読み)トリカカル

デジタル大辞泉 「取掛る」の意味・読み・例文・類語

とり‐かか・る【取(り)掛(か)る】

[動ラ五(四)]
手をつける。着手する。「作業に―・る」
すがりつく。とりすがる。
手足に―・りてき悲しみき」〈・上〉
組みつく。うってかかる。
「ものどもに―・りて、つかみこぼし給ふ」〈宇津保・国譲中〉
[類語](1始めるしだすやりだす掛かるしかかるしかける開始する着手する幕開き開幕始まる踏み出すスタート出出し立ち上がり手始め皮切り口切り封切り起動始動発動幕がふたく・蓋を開けるしょ・ちょ端を発する口火を切る火蓋を切る幕を切って落とす狼煙のろしを上げる手を付ける御輿みこしを上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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