取組合(読み)とっくみあい

精選版 日本国語大辞典 「取組合」の意味・読み・例文・類語

とっくみ‐あい ‥あひ【取組合】

〘名〙 とっくみあうこと。つかみあい。格闘(かくとう)
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉九「本にさ、嚔(くしゃみ)をしても取組合(トックミアヒ)だ」

とっくみ‐あ・う ‥あふ【取組合】

〘自ワ五(ハ四)〙 互いにとりくむ。くみうちをする。格闘(かくとう)する。
※雑俳・川柳評万句合‐安永五(1776)義一「雪はかかないでとっくみ合て居る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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