精選版 日本国語大辞典 「口を噤む」の意味・読み・例文・類語
くち【口】 を 噤(つぐ)む
① (「つぐむ」が四段活用の場合) 口をしめて開かない。口を閉じてものを言わない。黙る。口を閉じる。
※太平記(14C後)四「臣敢へて諫(いさめ)を献ぜず、只群臣口を噤(ツク)み、万人目を以てす」
② (「つぐむ」が下二段活用の場合) 口をとがらせて言う。熱中してものを言うさまなどに用いる。
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