口達者(読み)くちだっしゃ

精選版 日本国語大辞典 「口達者」の意味・読み・例文・類語

くち‐だっしゃ【口達者】

〘名〙 (形動) もの言いが巧みなこと。よくしゃべること。また、そのさま。
偸盗(1917)〈芥川龍之介〉一「猪熊の婆は、口達者に答へながら」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「口達者」の意味・読み・例文・類語

くち‐だっしゃ【口達者】

[名・形動]物言いが巧みで、よくしゃべること。また、そういう人や、そのさま。口巧者くちごうしゃ。「口達者な男」
[類語]口上手口巧者口八丁口八丁手八丁話し上手口が巧い口賢い口器用口調法口利口流暢快弁達弁雄弁能弁立て板に水舌を振るう言い募る言いまくるまくし立てる言い尽くす言い立てる述べ立てる口がほぐれる舌が回る口角泡を飛ばす舌端火を吐く激語滔滔とうとう喋喋ぺらぺらべらべら弁が立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android