古仏(読み)コブツ

デジタル大辞泉 「古仏」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶつ【古仏】

昔の仏像
禅宗で、悟りをひらいた高僧敬称
過去世の仏。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古仏」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぶつ【古仏】

〘名〙
① 古い様式の仏像。また、時代の経過した仏像。
※康頼宝物集(1179頃)上「古仏の様ににふすべて」
仏語
(イ) 過去世に出現した仏。
※蓮如御文章(1461‐98)二「ここに彌陀如来と申は、三世十方の諸仏の本師本仏なれば、久遠実成の古仏として」 〔仏説大阿彌陀経‐跋文
(ロ) (先徳・祖師など)有徳の僧の敬称。
正法眼蔵(1231‐53)徧参「先師天童古仏、あるとき諸方長老の道旧なる、いたりあつまりて」

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普及版 字通 「古仏」の読み・字形・画数・意味

【古仏】こぶつ

古い仏像。

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