古幹(読み)ふるから

精選版 日本国語大辞典 「古幹」の意味・読み・例文・類語

ふる‐から【古幹】

〘名〙 古い茎。枯れ残った茎。
万葉(8C後)一一・二七五九「吾が屋戸の穂蓼古幹(ふるから)採み生し実になるまでに君をし待たむ」

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デジタル大辞泉 「古幹」の意味・読み・例文・類語

ふる‐から【古幹】

古い茎。枯れて残った茎。
「我が宿の穂蓼ほたで―摘みほし実になるまでに君をし待たむ」〈・二七五九〉

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