古文めく(読み)コブンメク

デジタル大辞泉 「古文めく」の意味・読み・例文・類語

こぶん‐め・く【古文めく】

[動カ四]《「古文」は「古文真宝」の略》しかつめらしいようすをする。
「この揚屋、―・きたる顔つきして」〈浮・置土産・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「古文めく」の意味・読み・例文・類語

こぶん‐め・く【古文めく】

〘自カ四〙 (「めく」は接尾語。「古文」は「古文真宝」の略) しかつめらしい様子をする。まじめらしく見える。
浮世草子・俗つれづれ(1695)二「言葉に子細(しさい)をこめて、古文(コブン)めきたる㒵(かほ)つきして」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android