古賀峯一(読み)こがみねいち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古賀峯一」の意味・わかりやすい解説

古賀峯一
こがみねいち

[生]1885.4.25. 佐賀
[没]1944.3.31? フィリピン沖
海軍軍人。 1906年海軍兵学校,12年海軍大学校卒業。フランス大使館付き武官,練習艦隊司令官,軍令部次長,第2艦隊司令長官,支那方面艦隊司令長官,横須賀鎮守府長官などを歴任。 43年5月,山本五十六大将の戦死のあとをうけて連合艦隊司令官。 44年3月 31日にパラオ島からミンダナオ島ダバオに陸上戦闘指揮所を移すために飛行艇で飛行中,悪天候のために遭難死。死後,元帥。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古賀峯一」の解説

古賀峯一 こが-みねいち

1885-1944 明治-昭和時代前期の軍人。
明治18年4月25日生まれ。海軍大学校教官などをつとめ,青葉,伊勢艦長を歴任。太平洋戦争中,支那方面艦隊司令長官,横須賀鎮守府司令長官などをへて,昭和18年戦死した山本五十六(いそろく)の後任として連合艦隊司令長官に就任。昭和19年3月31日移動中に飛行機墜落,殉職した。60歳。没後に元帥。佐賀県出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android