句選(読み)くせん

精選版 日本国語大辞典 「句選」の意味・読み・例文・類語

く‐せん【句選】

〘名〙 よい句をえらぶこと。選句。また、よい句をえらび集めたもの。元文四年華雀序「芭蕉句選」、明和九年呑獅序「太祇句選」などのように書名に用いられることがある。
※黴(1911)〈徳田秋声二一「今まで道楽であった句選が、此頃先生の大切な職務一つとなったのが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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