召見(読み)しょうけん

精選版 日本国語大辞典 「召見」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けん セウ‥【召見】

〘名〙 呼び寄せて対面すること。引見。
日本詩史(1771)三「大駕駐京。召見名儒
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「上人江戸城に召見(セウケン)し」 〔史記‐灌夫伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「召見」の意味・読み・例文・類語

しょう‐けん〔セウ‐〕【召見】

[名](スル)目上の人が呼び寄せて対面すること。引見。
未央宮びおうきゅうの武台殿に―された李陵は」〈中島敦李陵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「召見」の読み・字形・画数・意味

【召見】しよう(せう)けん

よびよせて謁見する。漢・孔融衡(でいかう)を薦むる表〕陛下、篤(あつ)く士を取るを愼(つつし)めり。必ず須(すべか)らく試みることを效(いた)すべし。乞ふ、衡をして、衣(かつい)(粗末な毛衣)を以て召見せしめよ。

字通「召」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android