可動コイル形計器(読み)かどうコイルがたけいき

精選版 日本国語大辞典 「可動コイル形計器」の意味・読み・例文・類語

かどうコイルがた‐けいき【可動コイル形計器】

〘名〙 (コイルはcoil) 直流専用の電圧計電流計として用いられる計器永久磁石の磁界中に回転できるコイルを入れたもので、測定電流をコイルに流したときに生ずる電磁力指針を動かす。

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改訂新版 世界大百科事典 「可動コイル形計器」の意味・わかりやすい解説

可動コイル形計器 (かどうコイルがたけいき)

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世界大百科事典(旧版)内の可動コイル形計器の言及

【電気計器】より

…計器の誤差要因としては,零点の狂い,計器の姿勢,自己加熱,周囲温度,外部磁界,外部静電界,周波数などの影響があるが,それぞれ影響が最小となるよう設計され,その限界がJIS,IECなどで規定されている。
[可動コイル形計器]
 もっとも代表的なもので,図1に示すように,磁石の両極の間隙内で,電流の流れるコイルが偶力を受け,回転するもので,ばねの制御トルクと平衡し,静止する。この位置を指針と目盛で指示させる。…

※「可動コイル形計器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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