可変ビットレート(読み)カヘンビットレート(英語表記)Variable Bit Rate

デジタル大辞泉 「可変ビットレート」の意味・読み・例文・類語

かへん‐ビットレート【可変ビットレート】

variable bit rate音声や動画データ圧縮の際などに用いられる方式の一。ビットレート変化させることにより、シーンのデータ量の大小に対応する。VBR。VBRコントロール。→固定ビットレート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

パソコンで困ったときに開く本 「可変ビットレート」の解説

可変ビットレート

映像音楽のデータファイルひとつの中で、ビットレートが変動することです。変化が大きい(動きの激しい)部分のビットレートを高く(データ量を多く)し、変化が小さい部分を低く(データ量を少なく)することで、より効率的な圧縮を行います。品質を維持しつつデータ量を減らす効果と、データ量を維持しつつ品質を高める効果のどちらかを期待できますが、通常前者目的で使われることが多いです。
⇨ビットレート

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「可変ビットレート」の解説

可変ビットレート

単位時間当たりのデータ量が変化するビットレートのこと。可変ビットレートでは、回線の使用状況や、送信するデータ量に応じて、単位時間当たりのビットレートを調節できるため、効率のよくデータを転送できる。また、映像をmpegなどに圧縮する際、転送ビットレート値を映像に応じて変化させて圧縮をかける方法

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