合点がいく(読み)がってんがいく

精選版 日本国語大辞典 「合点がいく」の意味・読み・例文・類語

がってん【合点】 が=いく[=ゆく]

物事事情がよく理解できる。納得できる。多く、打消を伴って用いられる。がてんがいく。
※天理本狂言・千鳥(室町末‐近世初)「今日しんじた米とは、がってんがいかぬと云」
当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三「それにつけても、合点(ガッテン)のゆかないのは」

がてん【合点】 が =いく[=ゆく]

※虎明本狂言・箕被(室町末‐近世初)「是ほどにいふにがてんがゆかぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「合点がいく」の意味・読み・例文・類語

合点がてんがい・く

理解できる。納得がいく。「どう説明されても―・かない」

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