吉備津造(読み)キビツヅクリ

デジタル大辞泉 「吉備津造」の意味・読み・例文・類語

きびつ‐づくり【吉備津造(り)】

比翼ひよく造り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吉備津造」の意味・読み・例文・類語

きびつ‐づくり【吉備津造】

〘名〙 岡山市にある吉備津神社社殿の建築形式内々陣内陣中心にし、これを中陣外陣で囲み、前に拝殿をつけた特殊な平面をもつ。

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世界大百科事典(旧版)内の吉備津造の言及

【吉備津神社】より

… 現国宝の本殿と拝殿は1425年(応永32)に完成した。その独特の建築様式から吉備津造とよばれ,中世神社建築の代表作である。本殿の内部は四周に幅1間の外陣,奥に中陣・内陣・内々陣と続き,中心に進むにつれて床も天井も高くなる。…

※「吉備津造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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