吉田 玉造(2代目)(読み)ヨシダ タマゾウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「吉田 玉造(2代目)」の解説

吉田 玉造(2代目)
ヨシダ タマゾウ


職業
文楽人形遣い

専門
人形浄瑠璃

本名
佐々木 熊次郎

別名
前名=吉田 玉七,吉田 玉助(2代目)

生年月日
慶応2年

出生地
大阪府 新町北通

経歴
初代吉田玉造の子、玉助の門に入り、昭和7年9歳の時から松島文楽座に出座し、9年吉田玉七と改名。立役を専門とし、22年師の遺言で2代目玉助を襲名、以来声価を高めて文楽座の立物となり、のち女形も兼ねた。39年2代目玉造を襲名。当たり役は「伊賀越」の重兵衛、「紙治」の治兵衛、「菅原」の管丞相など。

没年月日
明治40年 3月23日 (1907年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「吉田 玉造(2代目)」の解説

吉田 玉造(2代目)
ヨシダ タマゾウ

明治期の文楽人形遣い



生年
慶応2年(1866年)

没年
明治40(1907)年3月23日

出生地
大阪・新町北通

本名
佐々木 熊次郎

別名
前名=吉田 玉七,吉田 玉助(2代目)

経歴
初代吉田玉造の子、玉助の門に入り、昭和7年9歳の時から松島文楽座に出座し、9年吉田玉七と改名。立役を専門とし、22年師の遺言で2代目玉助を襲名、以来声価を高めて文楽座の立物となり、のち女方も兼ねた。39年2代目玉造を襲名。当たり役は「伊賀越」の重兵衛、「紙治」の治兵衛、「菅原」の管丞相など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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