吉田玉造(3代)(読み)よしだ たまぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田玉造(3代)」の解説

吉田玉造(3代) よしだ-たまぞう

1860-1926 明治-大正時代人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い
万延元年生まれ。初代吉田玉助に入門。明治11年玉松を名のり松島文楽座で初舞台をふむ。42年3代玉造を襲名,のち玉蔵と改名立役(たちやく),女方ともにすぐれ,大正時代を代表する名人といわれた。大正15年9月9日死去。67歳。大坂出身。本名は中野卯之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android