吉田追風(読み)よしだおいかぜ

精選版 日本国語大辞典 「吉田追風」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐おいかぜ【吉田追風】

相撲の家元吉田司家の当主が代々名乗る名。

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デジタル大辞泉 「吉田追風」の意味・読み・例文・類語

よしだ‐おいかぜ〔‐おひかぜ〕【吉田追風】

相撲の家元吉田司家つかさけ当主の世襲名。

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世界大百科事典(旧版)内の吉田追風の言及

【行司】より

…彼らは幕府の相撲禁止令の原因となる喧嘩争乱を除くため,各地の相撲集団に相撲作法(規則)と故実を伝える役目をもち権威があった。享保時代(1716‐36),九州熊本細川家家臣吉田追風が相撲の家元として勢力をもち,1791年(寛政3)の徳川家斉上覧相撲を機に,江戸の相撲集団を支配下において故実門人と横綱の免許を与えて権威づけ,幕末には大坂相撲を支配して全国を傘下においた。しかし第2次世界大戦後は形式だけの存在となっている。…

※「吉田追風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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