吉田重勝(読み)よしだ しげかつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田重勝」の解説

吉田重勝 よしだ-しげかつ

1514-1590 戦国-織豊時代の弓術家。
永正(えいしょう)11年生まれ。吉田重政の4男。吉田重高(しげたか)の弟。祖父重賢(しげかた)や父にまなぶ。六角義賢(ろっかく-よしかた)と吉田家の間で争いがおきた際,重賢から奥秘真伝をさずけられ京都にのがれる。のち細川幽斎(ゆうさい)につかえ,吉田流雪荷(せっか)派の祖となった。天正(てんしょう)18年11月11日死去。77歳。別名に元定。通称は六左衛門。号は雪荷。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android