名に流る(読み)ナニナガル

デジタル大辞泉 「名に流る」の意味・読み・例文・類語

なが・る

名が世に広まる。名高くなる。
「うつろはぬ―・れたる川竹のいづれの世にか秋を知るべき」〈後撰・雑四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名に流る」の意味・読み・例文・類語

な【名】 に 流(なが)

名が世に広まる。世間にその名が広く知られる。名高い。
※後撰(951‐953頃)雑四・一二七二「うつろはぬなにながれたる川竹のいづれの世にか秋を知るべき〈よみ人しらず〉」

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