名古屋扇(読み)なごやおうぎ

精選版 日本国語大辞典 「名古屋扇」の意味・読み・例文・類語

なごや‐おうぎ ‥あふぎ【名古屋扇】

草迷宮(1908)〈泉鏡花〉二「爽な心持に、道中の里程を書いた、名古屋(ナゴヤアフギ)も開くに不及、畳んだなり」

なごや‐せん【名古屋扇】

〘名〙 扇(おうぎ)一種。骨の数が多く、地紙に渋をひいたもので、名古屋から産出。なごやおうぎ

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デジタル大辞泉 「名古屋扇」の意味・読み・例文・類語

なごや‐せん【名古屋扇】

名古屋から産する扇の一。骨は細く密で、地紙に渋をひいたもの。なごやおうぎ。

なごや‐おうぎ〔‐あふぎ〕【名古屋扇】

なごやせん

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