名筆(読み)めいひつ

精選版 日本国語大辞典 「名筆」の意味・読み・例文・類語

めい‐ひつ【名筆】

〘名〙 書画または文章にすぐれていること。また、その人やその作品
異制庭訓往来(14C中)「花鳥草花之図〈略〉八幅一対瀟湘八景、尽是諸家名筆也」
申楽談儀(1430)どっといふ位「名筆のさうにかき捨たるもの、にせは成べからず」 〔晉書‐楽広伝〕

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デジタル大辞泉 「名筆」の意味・読み・例文・類語

めい‐ひつ【名筆】

書画や文章にすぐれていること。また、その人やその作品。「現代の百名筆

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普及版 字通 「名筆」の読み・字形・画数・意味

【名筆】めいひつ

名文。〔世説新語文学〕樂令(広)言を善くするも、手筆に長ぜず。~標して二百許(ばかり)の語を作る。潘(岳)、直ちに取りて錯綜し、(すなは)ち名筆をせり。

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