精選版 日本国語大辞典 「名簿・名符」の意味・読み・例文・類語
みょう‐ぶ ミャウ‥【名簿・名符】
〘名〙
① 古代・中世に、官途についたり、弟子として入門したり、家人(けにん)として従属したりする時など、貴人・長上・師匠に従属を誓う証として送る自分の姓名・官位・年月日を書いた名簿。また、それを差し出すこと。名付(なづき)。名書(なぶみ)。二字(にじ)。
※続日本紀‐宝亀元年(770)七月癸未「罪軽応レ免、具注二名簿一、伏聴二天裁一〈略〉但名簿雖レ編二本貫一、正身不レ得二入京一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報