向仲寅之助(読み)むかいなか とらのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「向仲寅之助」の解説

向仲寅之助 むかいなか-とらのすけ

1902-1943 大正-昭和時代前期の社会主義者
明治35年5月1日生まれ。大正13年ソ連の東洋勤労者共産主義大学(クートベ)に留学し,昭和4年帰国。日本共産党の武装派の中心的存在となり,翌年和歌山事件で入獄。出獄後はロシア語翻訳研究従事。14年「ソ連邦小型年鑑」を編集した。昭和18年8月16日死去。42歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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