向地性(読み)こうちせい

精選版 日本国語大辞典 「向地性」の意味・読み・例文・類語

こうち‐せい カウチ‥【向地性】

〘名〙 植物体が重力作用に対して示す屈性。重力の作用方向に屈曲する場合を正、逆の方向の場合を負とする。一般に前者は根に、後者は茎にみられる。屈地性。〔現代語大辞典(1932)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「向地性」の意味・読み・例文・類語

こうち‐せい〔カウチ‐〕【向地性】

植物の根が、下方に向かって伸びる性質。正の屈地性。⇔背地性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「向地性」の意味・わかりやすい解説

向地性
こうちせい

屈性

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android