向日性(読み)こうじつせい

精選版 日本国語大辞典 「向日性」の意味・読み・例文・類語

こうじつ‐せい カウジツ‥【向日性】

〘名〙 植物の茎や葉などが日光刺激を受けて、そちらの方へむく性質。また、比喩的に人などの、明るい方へ伸びていく性質をいう。⇔横日性
※冬の日(1927)〈梶井基次郎〉一「向日性を持った、もやしのやうに」

こうにち‐せい カウニチ‥【向日性】

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デジタル大辞泉 「向日性」の意味・読み・例文・類語

こうじつ‐せい〔カウジツ‐〕【向日性】

植物の茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質。向光性屈日性。⇔背日性

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「向日性」の意味・わかりやすい解説

向日性
こうじつせい

屈性

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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