吝ん坊の柿の種(読み)シワンボウノカキノタネ

デジタル大辞泉 「吝ん坊の柿の種」の意味・読み・例文・類語

しわぼうかきたね

柿の種のような、何の役にも立たないものまで物惜しみをするひどいけちんぼう。吝嗇家りんしょくかをののしっていう言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「吝ん坊の柿の種」の解説

吝ん坊の柿の種

無用の柿の種まで物惜しみするほどのひどいけちんぼう。極度のりんしょくを非難していう。

[解説] 上方京都)のいろはかるたにも収録されていました。「吝ん坊の柿の種惜しみ」の意で、吝ん坊を強調したものですが、口調語感で「柿の種」でとどめたものでしょう。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android