吹上る(読み)フキアガル

デジタル大辞泉 「吹上る」の意味・読み・例文・類語

ふき‐あが・る【吹(き)上(が)る/噴(き)上(が)る】

[動ラ五(四)]
(吹き上がる)風が下から上に向かって吹く。また、物がその風によって上方へあがる。「砂塵が―・る」
水・蒸気などがわきあがったり、上へふき出したりする。また、その勢いに押されて物が上へあがる。「やかんのふたが―・る」
激しい感情がわく。「怒りが―・ってくる」
わたしなかにすべての悔恨が―・つてくる」〈原民喜鎮魂歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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