呉服の間(読み)ごふくのま

精選版 日本国語大辞典 「呉服の間」の意味・読み・例文・類語

ごふく【呉服】 の 間(ま)

近世御殿女中詰所一つ江戸城大奥では、将軍以下奥向常用の衣服を扱う所。また、そこに仕える女中たち。
※雑俳・柳多留‐八八(1825)「つきあひも真綿で針の呉服の間」

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デジタル大辞泉 「呉服の間」の意味・読み・例文・類語

ごふく‐の‐ま【呉服の間】

江戸城内大奥で、将軍や御台所みだいどころの衣服のことをつかさどった所。また、その役にある奥女中

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