周桂(読み)しゅうけい

精選版 日本国語大辞典 「周桂」の意味・読み・例文・類語

しゅうけい シウケイ【周桂】

室町末期の連歌師宗碩門。肥前の人。号は桑宿斎。紹巴は最晩年の弟子。著「連歌新式和歌」「周桂発句」のほか古典和歌の注釈など。文明二~天文一三年(一四七〇‐一五四四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「周桂」の解説

周桂 しゅうけい

1470-1544 戦国時代の連歌師。
文明2年生まれ。宗碩(そうせき)の門人。師とともに九州,中国,近畿地方をしばしば旅し,指導にあたる。三条西実隆(さねたか)や肖柏(しょうはく)にも古典や歌学をまなび,宗碩なきあと,谷宗牧(そうぼく)とならび称された。天文(てんぶん)13年2月9日死去。75歳。肥前有馬(長崎県)出身。別号に桑宿斎。句集に「周桂発句帖」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android