周防国分寺(読み)すおうこくぶんじ

防府市歴史用語集 「周防国分寺」の解説

周防国分寺

 周防[すおう]国に置かれた国分僧寺[こくぶんそうじ]と国分尼寺[こくぶんにじ]のことなのですが、国分尼寺は現在、残っていないので、国分僧寺を指します。

出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の周防国分寺の言及

【周防国】より

…旧国名。防州。現在の山口県東部地方。
【古代】
 山陽道に属する上国(《延喜式》)。793‐849年(延暦12‐嘉祥2)の間に中国から上国に昇格した。《和名抄》は〈スハウ〉とよむ。もと〈周芳〉につくり,大宝令施行後〈周防〉に一定した。国司管治の国としては《日本書紀》天武10年(681)条に初見する。大島,熊毛(くまけ),都濃(つの),佐波(さば),吉敷(よしき)の5郡に721年(養老5)に熊毛郡をわけて玖珂(くか)郡を設置して6郡となった。…

※「周防国分寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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