命を全う持つ亀は蓬莱に逢う(読み)いのちをまとうもつかめはほうらいにあう

精選版 日本国語大辞典 の解説

いのち【命】 を 全(まと)う持(も)つ亀(かめ)は蓬莱(ほうらい)に逢(あ)

長生きすれば幸運に恵まれることのたとえにいう。
御伽草子唐糸草子(室町末)「御命をよくよく惜しませ給ふべし。いのちをまたふもつかめは、ほうらいにあふとかや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android